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CADSUPER FAQ 【寸法・文字編】

CADSUPER で良くあるお問い合わせ

サポートセンタに良くあるお問い合わせを整理して掲載致します。


作図編編集編寸法・文字編設定編レイヤ編出力編変換編その他機能編トラブル対処編

■ 寸法・文字編 INDEX



■ 寸法値小数桁を切り捨て・切り上げで表示したい。(JIS Z8401)


初期設定では、寸法値は四捨五入で指定桁数を丸めます。
切り捨て・切り上げや、JIS 規格に沿った設定に変更可能です。

【操作方法】

  1. [設定]−[要素] を選択します。
  2. 「寸法」タブをクリックします。

  3. 寸法値丸め方法を変更します。

  4. 「OK」をクリックして要素ダイアログを終了します。

  5. [設定]−[要素]の設定は、図面に保存されます。新規作成コマンドから上記設定で作図希望の場合は、図面テンプレートとして保存し、運用して下さい。



■ 寸法配置時に公差を入れたい。


寸法公差は、公差コマンドにて寸法値に追加致します。
この方法以外にも、よく利用する公差値を登録しておく事で、寸法配置時に公差も一緒に配置する事が可能です。

【操作方法】

  1. [設定]−[要素] を選択します。
  2. 「寸法」タブをクリックします。

  3. 公差値1〜3 に公差値を入力します。※

  4. 「OK」をクリックして要素ダイアログを終了します。

  5. [寸法]−[長さ]−[直列]を選択します。(直列寸法以外でも同様動作になります)
  6. コマンドモード1「半自動」に変更します。

  7. 端点1、2 をクリック後、寸法値配置位置をクリックします。

  8. 「形状を確認してください」のメッセージが表示されます。キーボードより、1〜3 の数字キーを入力します。3.で設定した公差値が寸法に追加されます。

  9. 形状を確認し、左クリックかY キーで確定します。

  10. [設定]−[要素]の設定は、図面に保存されます。新規作成コマンドから上記設定で作図希望の場合は、図面テンプレートとして保存し、運用して下さい。
    ※改行について
    公差の上限・下限を入力する場合は、2 行になります。その場合は、半角アンダーバーを入力する事で改行になります。(例:0_-0.05)



■ 修正した文字を別色にしたい。


修正した箇所がわかるように修正した文字列を別色にする場合は、以下設定にて任意色を指定して下さい。
[設定]−[要素]−[一般]タブ、修正文字表示色を「変更しない」から任意色に変更します。
[文字]−[修正]−[個別]等、文字修正コマンドで文字を変更すると、指定色に変更いたします。

      





■ CADSUPERの特殊記号を通常の文字として配置したい。


[文字]−[記入]、[文字]−[修正]−[個別]
[文字コマンド実行時、コマンドモード6を「一般」に変更する事で、『_』(アンダーバー)や『@』等の特殊記号を通常文字として配置できます。

      





■ 円・円弧寸法の寸法値を反転させたい。(CADSUPER2022~)


円・円弧寸法の寸法値位置によっては、他要素に重なる場合があります。寸法値位置を「反転」することができます。
[寸法]−[直径][半径](半径-累進を除く)を実行、円・円弧をクリック後、寸法配置位置をクリックします。その際に、形状確認バーが表示されます。寸法配置の【D】キーを押すことで位置反転をします。元の位置で配置したい場合は、再度【D】キーを押して下さい。

      





■ 部品エッジ記号を入力したい(JIS B 0051-2004)


日本語メニュー内の「寸法」→「記号」→「部品エッジ」を選択します。
      

エッジの状態
エッジの形状を記号+(プラス)、−(マイナス)又は、
±(プラス・マイナス)を用いて作図します。


JIS B 0051-2004エッジの状態

エッジの形状は、記号+(プラス)、−(マイナス)又は、
±(プラス・マイナス)を用いて記入します。
部品エッジの指定は以下の通りです。

・かどのエッジ「+」
ばりは許容するが、アンダーカットは許容しない。

・角のエッジ「−」
アンダーカットは許容するが、ばりは許容しない。

・隅のエッジ「+」
パッシングは許容するが、アンダーカットは許容しない。

・隅のエッジ「−」
アンダーカットは許容するが、パッシングは許容しない。

・角のエッジ「±」
ばり又はアンダーカットは許容する。

・隅のエッジ「±」
アンダーカット又はパッシングは許容する。



■ 引出寸法を整列配置したい。


日本語メニューより「寸法」→「引出し線整列」を選択してください。
      

引出形状の折れ線位置や角度を揃えるコマンドです。
見やすい図面を提供することができます。


コマンドモードで整列方向や下線位置等の変更が可能です。



■ 複数段の幾何公差記号を配置したい。


上記日本語メニューより「寸法」→「記号」→「幾何公差」を選択してください。
・幾何記号・公差・データム・寸法を入力してプレビューで確認してください。


引出し線を付ける場合はコマンドモード3の引出し線数を設定してください。



■ 角度寸法線を累進で作図したい。


「寸法」→「角度」→「角度累進寸法」を選択します。

基準線からの累進角度寸法線を連続して作図します。
線分を指定します。
引き出し点を指定します。
記入点(線分)を指定します。
     ↓
累進角度寸法線が連続して描かれます。





■ JIS B0051 エッジ記号寸法を作図したい。


「寸法」→「記号」→「エッジ記号」を選択します。

部品エッジ記号ダイアログボックスで必要な情報を入力し、OKします。





■ すでに記入してある寸法公差を、別の寸法へ複写させたい。


[寸法]−[公差複写]を選択します。

公差の設定されている寸法値を指定し、配置先を 指定することにより公差を複写配置されます。



また、属性についてはコマンドモード1で「変更なし」「寸法値属性」「カレント属性」が選択できます。





■ 配置済みの公差と同じ値を他寸法にも与えたい、公差のみ複写できる?(CADSUPER2020〜)


[寸法]−[公差複写]コマンドにて可能です。配置済みの公差を含んだ寸法値をクリック、複写したい寸法値をクリックするだけで公差のみ複写可能です。ハメアイ記号・公差を含んだ寸法値は、複写先で寸法値に対するハメアイ公差値に変換し配置します。

  1. [寸法]−[公差複写]を選択します。

  2. 複写する公差がある寸法値をクリックします。

  3. 複写先の寸法値をクリックします。




■ 配置済み寸法線を結合、また単独寸法線に分割したい。


例えば配置済みの寸法線を結合し、一つの寸法線として利用する場合や、連段寸法をそれぞれ単独寸法線として分割する場合に便利です。

<結合>
  1. [寸法]−[結合]を選択します。


  2. 結合する寸法線を複数選択し、確定します。



<単独化>
  1. [寸法]−[結合]を選択します。


  2. 単独化する寸法線を選択し、確定します。
    ※右図の様に連段寸法を直列寸法に分割する場合は、コマンドモード1を「未単独」
     にして下さい。
     「単独化」とすると、全ての寸法線が単独となります。(7mn、15mm、2mm寸法
     それぞれの単独寸法線となります。)





■ 他図面間複写したら、配置した文字サイズが変わってしまった。一括で文字サイズを変更したい。


【 操作手順 】

  1. [文字]−[文字属性]を選択します。


  2. コマンドモード1を[ダイアログ]に変更します。



  3. 文字を矩形選択し確定します。

  4. ダイアログにて任意文字サイズに変更します。


特定の文字サイズのみ選択したい場合は、幾何認識コマンドが便利です。(CADSUPER2019〜)

[設定]−[コマンド定義]−[ツールバー]タブの種類を「コマンド制御用」より、幾何認識設定アイコンを任意ツールバーに割り付ける事で利用可能です。利用方法は以下FAQをご参照下さい。
・FAQ 編集編 要素の長さを指定し選択したい。(2019〜) また、寸法文字変更の場合は、[寸法]−[一括変更]もご利用頂けます。
FAQ 寸法編 他図面間複写したら、寸法文字が異様に大きくなった。寸法線を現在の寸法属性に一括変更したい。

※図面間複写などで寸法文字・文字が元図よりサイズが変わってしまう動作は、図面作図時の図面縮尺に原因があります。文字サイズはこの図面縮尺に依存する為、図面間複写等をご利用頂く事が想定される場合は、図面作成時には1/1縮尺とし、各レイヤに対し必要な縮尺を与えるようご利用下さい。



■ 寸法−スマート寸法


  • 一つの寸法コマンドで複数の形状を作成します。
    選択する要素によって自動的に寸法形状を選択、作図します。

  • 線分
      →要素寸法



  • 複数の平行な線分
      →直列寸法



  • 複数の角度がある線分
      →角度寸法




  •   →直径寸法



  • 円弧
      →半径寸法



  • 円と線
      →クリック位置によって
       最小/最大値






  • ■ 図面内の手動寸法と自動寸法を判別するには?


    • 手動寸法確認コマンドを使用します。
      手動寸法確認コマンドとは?
      図面内の寸法線を手動寸法・自動寸法で色分けします。

    【 操作手順 】

    1. 「表示」-「手動寸法確認」を選択します。





    2. 図面内の寸法線が色分けされて表示されます。

      自動寸法:確定色
      手動寸法:確認色





    3. 確認が終了したら「ESC」キーで終了します



    ■ 中心線を指定して、倍の値を持つ片矢寸法線を作図したい。


    • 今までの片矢寸法線では、寸法線を手動で「倍」入力しておりましたが、専用コマンドで作図できます。

    【 操作手順 】
      中心線を指定して、線からの距離の倍の値を持つ片矢印の寸法線を描きます。
      円筒形の断面形状の片側しか作図されていない図面で、直径を表示したい場合に
      利用できます。

    1. [寸法]−[長さ]−[倍片矢]を選択します。



    2. 中心線/基準線を指定します。@

    3. 計測点を指定します。A

    4. 寸法線を描く位置を指定します。B

    5. 寸法が描画され、計測点の指定となります。
      この後は、連続で計測点を指定していくことで、寸法が作図されていきます。






    ■ 一度「手動寸法」で配置したものを「自動寸法」に戻せますか?


    • 「手動→自動変更」コマンドにて、「自動寸法」に戻すことができます。
      ※手動寸法で任意寸法値のものは自動寸法値に変更となります。

    【 操作手順 】

    1. [寸法]−[手動→自動変更]を選択します。




    2. 矩形選択にて寸法を選択、または寸法線を直接指定して、確定してください。






    ■ 特定の種類の寸法線だけを一括で削除する方法は?(Ver9〜)


    • 寸法線要素だけを種類別に選択して削除します。


    【 操作手順 】

    1. 「寸法線」−「寸法線選択削除」を選択します。



    2. 削除する寸法線の種類を選択します。
      (今回は、引出し寸法を指定します。)




    3. 「モード6」-「削除確認:あり」に指定します。



    4. 対角点1、2を矩形で指定します。



    5. 確定します。(「Enter」キー入力します。)




    ■ 拡大移動等で寸法値更新を設定していても更新されない。(手動寸法になっている)
    どの寸法が手動寸法で作図したかを確認したい。


    • [表示]―[手動寸法確認]機能を利用することで、手動寸法線と自動寸法線を、見分ける事が可能です。


    【 操作手順 】

    1. [表示]―[手動寸法確認]を選択します。

    2. 手動寸法線は「確認色」、自動寸法線は「確定色」にて表示されます。




    3. また、手動寸法線を自動寸法線に変更する場合は、[寸法]―[手動→自動変更]を利用します。




    ■ 寸法線の線端を簡単に変更したいときは、『線端簡易変更コマンド』が便利!


    • 一度作成した寸法線の形状を変更するには、「寸法」−「線端」コマンドで変更したい形状になるまで何度も クリックし形状を確認する必要がありました。

      線端の形状を切り替え、変更したい線端を指定するだけで簡単に線端が変更できます。


    「線端簡易変更コマンド」

    【 操作手順 】

    1. 「線端簡易変更コマンド」を起動します。 「線端簡易変更コマンド」「線端簡易変更コマンド」を起動します。

    2. 始点側の線端で変更後の線端形状を選択します。

      「端点1、端点2」


    3. 変更したい線をクリックします。


    ※『未使用属性の最適化』コマンドは、通常のメニューにはありませんので、手動で登録になります。

    <コマンドの設定方法>
    1. 「設定」−『コマンド定義』を選択します。
    2. ツールカテゴリの中から、コマンドをドラッグ&ドロップでツールバーに配置します。

      コマンドの設定方法


    ■ 寸法線を作図する際、ドラッグ表示の方向を固定、または自由に切り替えるには?


    • 寸法線の描画時にドラッグ表示方向を固定、または自由切り替えると便利です。

      寸法線コマンドで描画時にマウス位置より、寸法ラバー表示が、水平・垂直・平行と自動的に切り替わり描くことができます。
      描画位置により描画形状が変わますが、自分で描きたい形状を選択してから寸法を配置していくことができます。

    【 操作手順 】(直列寸法線の例)

    1. 「寸法」−「長さ」−「直列」を起動します。

    2. 端点1、端点2 を指定します。

      「端点1、端点2」


    3. 描きたい形を表示させて『Shift』キーを押します。
      表示方向が固定化されます。

      ※固定を解除は、再度『Shift』キーをクリックします。
      表示方向が固定化


    4. ※アイコン横に表示される形状の色により、自由(白色)/固定(黄色)の区別ができます。

      『Shift』キーで切替


    ■ 複数の箇所からの引出線を描けないの?


    • 「寸法」メニューから「引出し」-「コメント」を選択します。
    • 「モード1」から「引出し線端数」を選択します。



    ■ 2円間の寸法線、補助線なしで描けないの?


    • 「寸法」メニューから「長さ」-「2円間」を選択します。
    • 2つの円を指定します。


    ■ 寸法線が重なるので、見易いように寸法線を切りたい。


    • メニューから指定します。

    [表示]−[抜き]−[作成]を選択します。

    fx2-faq



    ■ 既に描かれている累進寸法線に、寸法を追加したい。


    • メニューから指定します。

    [寸法]−[長さ]−[累進]を選択します。

    fx2-faq



    ■ 他図面間複写したら、寸法文字が異様に大きくなった。寸法線を現在の寸法属性に一括変更したい。


    • メニューから指定します。

    [寸法]−[一括変更]を選択します。

    fx2-faq



    ■ コメントのない引出し線をひきたい。


    • コマンド割り付けで追加します。

    [コマンド定義]−[ツールバー]の種類を寸法に指定して‘引き出し線のみ’コマンドを配置します。

    fx2-faq
    fx2-faq


    ■ 寸法数値と公差の大きさを同じにしたい。


    • [公差]コマンドで行います。

    [寸法]−[公差]コマンドのスタイルにある‘一行フィルタ’にチェックを入れることで可能です。

    fx2-faq


    ■ 【寸法】-【統合編集】コマンドって、どんな機能?


    • 【統合編集】は、ひとつのコマンドで、寸法線の「移動」「伸縮」「分割」「統合」「細部引出し」が可能なコマンドです。
    • これにより、コマンド切替えの手間が軽減されます。

    [寸法]−[統合編集]を選択します。 dim_06_005



    (1)【移伸統分】モードの場合・・・「移動」「伸縮」「分割」「統合」が可能です。

       dim_06_011

    寸法線のどの位置を認識させるかで、働く機能が変わります。
    またマウスの形状により、どの機能が働いているか確認できます。

    dim_06_006

    寸法線「移動」が可能な状態です。寸法線の中央にマウスを近づけると移動状態になります。

    dim_06_007

    寸法線「伸縮」が可能な状態です。寸法補助線近くにマウスを近づけると伸縮状態になります。

    dim_06_008

    寸法線「分割・統合」が可能な状態です。寸法線の中央にマウスを近づけると分割・統合状態になります。

    ※「移動」と「分割・統合」モードの切り替えは、「確定」(Enterキーを押す)することにより、相互に切り替わります。

    dim_06_010


    (2)【細部引出し】モードの場合・・・細部引出しが可能です。

       dim_06_009

    dim_06_012  寸法線「細部引出し」が可能な状態です。

    各々のモードの使い方は、寸法線編集の各コマンドと同様です。
    但し、統合編集コマンドを使用することにより、累進寸法線の「分割・統合」が可能です。

    ※【寸法】-【分割統合】コマンドでは、累進寸法線の分割・統合はできません。



    ■ 基準線に対して、垂直方向に距離寸法を入れる平行寸法線を作図したい。


    • 下記のような平行寸法線を作図するには、下記の手順で作図できます。 dim_08_001

    @[寸法線]-[長さ]-[直列]を選択します。

    A基準線を指定し、確定します。

     ※ここで指定した基準線に対し、垂直方向の距離寸法が入ります。

    B端点1を選択します。

    C端点2を選択します。

    D描く位置を指定します。

    dim_08_002


    ■ Ver5.03以降、寸法線を描く時、寸法補助線の交点を認識しなくなった。


    • [ユーザープロパティ設定]−[全般2]の[長さ寸法作図時、寸法端点も認識]にチェックを入れることで、今までと同じように認識させることができます。

      [ユーザープロパティ設定]−[全般2]−[長さ寸法作図時、寸法端点も認識]



    ■バルーンの大きさ(直径)を変更したい。


    • [設定]−[要素]−[寸法]−[バルーン半径]にて、径を変更することができます。

      [設定]−[要素]−[寸法]−[バルーン半径]

    • バルーン内の文字の大きさを変更する場合は、[寸法文字]の[高さ][幅]の値を変更します。
      但し、その他の寸法線の文字高さ・幅も変更されます。



    ■仕上記号、溶接記号を引出線を付けてを描きたい。


    • 仕上記号、溶接記号を選択し、下記のように仮表示されている状態で、「Enter」キーを押して「確定」、又は、マウス右クリックで「確定」を選択します。

      [設定]−[要素]−[寸法]−[バルーン半径]

    • 引出位置、記号記入位置を指定します。
      [設定]−[要素]−[寸法]−[バルーン半径]
    • 再度、「確定」すると、元に引出無の状態に戻ります。



    ■寸法補助線を斜めに作図する方法は?


    • 下記のように、寸法補助線を斜めに作図するには?

      [寸法]−[長さ]−[直列]


    【作図手順】

    @[寸法線]-[長さ]-[直列]を選択します。

    A[端点1]-[端点2]を指定します。

    [端点1]-[端点2]を指定


    Bキードードから角度を入力し、Enterします。

    角度を入力


    C寸法線を作図する位置を指定します。⇒寸法線が作図されます。




    ■寸法記入時に「φ」や「( )」を付ける方法は?


    • 寸法線コマンドを起動します。

      [寸法]−[長さ]−[直列]


    • コマンドモード1を「半自動」に変えます。

      [寸法]−[長さ]−[直列]


    • 寸法を記入します。
      下記メッセージが出ますので、「φ」は「@」キー、「( )」は「K」キーを押します。


      [寸法]−[長さ]−[直列]


    • 「φ」が付加されますので、「ENTER」キーで確定します。

      [寸法]−[長さ]−[直列]





    ■既に記入している寸法に対して、「φ」や「( )」を付加する方法は?


    • 文字−定型をクリックします。

      [寸法]−[長さ]−[直列]


    • 「 置換」をクリックします。

      [寸法]−[長さ]−[直列]


    • 「φ」を付加する場合は、単語欄より「@*」を選択してOKをクリックします。
      「( )」を付加する場合は、「(*)」を選択してOKをクリックします。


      [寸法]−[長さ]−[直列]


    • 「*置換」をクリックします。

      [寸法]−[長さ]−[直列]


    • 変更したい寸法値をクリックすると、「φ」が付加されます。
      また、「(*)」を選択した場合は、寸法値に「( )」が付加されます。


      [寸法]−[長さ]−[直列]

      ※ 複数の寸法値を変更したい場合、連続して寸法値を選択することができます。





    ■ 図面内文字をExcelやWordに貼り付けたい。


    【操作手順】
    1. [文字]−[テキスト出力]を選択します。

    2. 出力範囲を矩形選択し、確定します。


    3. 選択した文字情報をファイルとして保存します。Excelに利用する場合は、
     「任意ファイル名.csv」と入力し「保存」をして下さい。
     ※Wordや他テキストに貼り付ける場合は、「任意ファイル名.txt」と入力し、
      メモ帳などでこのテキストファイルを開きご利用下さい。


    4. 保存したCSVファイルを開くと、文字列毎にセルに配置されます。




    ■ 文字列を任意範囲内の中央(センター)に整列させたい。2020〜(センター上下)


    文字を整列する場合は整列コマンドが有効です。2020からは水平方向だけではなく、垂直方向の範囲に対し、中央位置に整列させることができます。

    【操作手順】
    1.  [文字]−[整列]を選択します。

    2.  コマンドモード1を「センター(上下)に変更します。


    3.  文字要素を選択・確定後、任意範囲を2点クリックします。




    ■ 文字修復範囲を文字列長さに連動してほしい。


    文字修復範囲を文字列長さに連動してほしい。

    文字列に修飾コマンドで下線等を追加後、文字-修正等で文字列長さが変わった際に、文字列長さに合わせて修飾範囲が変わります。



    【操作手順】
    1.  [文字]−[修飾]を選択します。

    2. 「文字編集時に修飾形状を更新する」チェックオン、修飾文字列を選択します。


    3.  文字-修正コマンド等で文字を変更後、修飾範囲も追随し変更されます。



    ■ よく利用する単語を登録し、文字配置時に利用したい。


    • 文字定型コマンドにて可能です。よく利用する単語を登録しておき、選択し配置致します。定型コマンドでは文字サイズやフォント等を複数設定する事ができ、文字配置時に選択する事ができます。

    【操作手順】

    1. [文字]−[定型]を選択します。

    2. 追加したいページ名を選択します。(ページ名(W)ボックスにてページ名変更が可能です。)




    3. 単語登録タブをクリックします。

    4. 登録したい単語を入力し、「単語を更新」ボタンクリックにて追加します。




    5. 文字列入力タブをクリック、追加した単語は表示されます。クリックする事で、下部の描画文字列に追加されます。






    ■ 文字サイズやフォント等複数の設定で作図したい。(CADSUPER2018〜)


    • 図面内でも文字高/フォント等複数設定が可能になりました。作図する際に、設定を選択する事ができます。

    【操作手順】

    1. 「設定」―「要素」を選択します。




    2. 「一般」タブを選択します。




    3. 文字高やフォント等、任意に変更します。




    4. 設定アイコン(歯車)をクリック、新規登録を選択します。




    5. 任意名称を入力し、「保存」をクリック、要素画面は「OK」ボタンクリックで閉じます。




    6. 文字コマンド実行時に、属性セット選択ボックスより、設定を切替える事ができます。



    7. ※寸法文字も同様に設定可能です。要素設定の「寸法タブ」より同様の手順で作成できます。



    ■ 文字を輪郭にして白抜きしたい。


    • [文字]―[展開]―[輪郭]機能を利用することで、TrueTypeフォントの輪郭を抽出して、図面に描くことができます。

    【 操作手順 】

    1. [文字]―[展開]―[輪郭]を選択します。



    2. 輪郭ダイアログの下記項目を入力します。
      @「表示文字列」に、輪郭を抽出する文字列を入力します。
      A「フォント」で、輪郭抽出する文字の書体を選択します。
      B「高さ」、「幅」、「間隔」、「傾き」で、文字の大きさなどを指定します。
         ※あるいは、「文字取込み」をクリックして、図面上の文字列を指定します。




    3. ドラッギングを目安に配置位置を指定します。






    ■ 文字を線分要素に変更したい。


    • [文字]―[展開]―[ベクトル]機能を利用することで、文字を図形要素(線分)に置換えることができます。

    【 操作手順 】 (FXUバージョン:Ver.1〜 )

    1. [文字]―[展開]―[ベクトル]を選択します。


    2. コマンドモードのフォントを選択します。




       【標準品質】:文字を図形要素(標準品質)に置換えます。
       【高品質】 :文字を図形要素(高品質)に置換えます。


    3. 文字を指定します。

    4. 確定します。






    ■ 図面内にある多くの文字列から、文字を検索するには?


    大きな図面の中に、多くの文字列がある場合、必要な情報・修正箇所を探し出すときは、「検索・置換」機能が便利です。

    • 【操作手順】

      @「文字」メニューから「検索・置換」を選択します。

      「検索・置換」


      A図面内の検索対象範囲を、対角点1、2で指定して、「確定」します。

      「確定」


      B「検索する文字列」に検索したい文字を入力し、「全て検索」をクリックします。
         (今回は、「25-175」の文字列を検索します。)
      「全て検索」


      C検索結果

      検索結果



    • ※ また、検索だけでなく、「置換」することもできます。
        「置換後の文字列」に、置き換えたい文字を入力して、「全て置換」をクリックします。
         (今回は、「30-180」の文字列を検索します。)
      「置換」


      置換結果

      置換結果




    ■ 記入した文字を矩形で囲んだり、下線を引いたり、簡単に修飾するには?


    • 「文字」-「修飾」コマンドを利用することで、下線や2重下線、矩形等で、簡単に文字列を修飾することができます。

      @「文字」メニューから「修飾」を選択します。

      A修飾したい形状を選択し、文字を指定します。

      「文字」-「修飾」


      「文字」-「修飾」


    • スペースキーを押すことで、属性を設定できます。

      プロパティ

      ■間隔
      文字列と文字飾りの間隔を設定します。

      ■属性
      修飾のスタイルを設定します。


    ■ 指定した複数の文字列を、一括してきれいに揃えるには?


    • 「文字」の「整列」、及び「上下均等」コマンドで、複数の文字列を揃えることができます。

    ■文字列の先頭、または末尾を揃える。

    @「文字」メニューから「整列」コマンドを選択します。

    A揃えたい文字列を選択し、確定します。

    文字列を選択


    B「コマンドモード」で、「左寄せ」、または「右寄せ」を選択し、基準位置を指定すると、その位置に文字列が揃います。

    「左寄せ」/「右寄せ」


     また、「センター」、「均等」を選択し、「範囲点1」及び「範囲点2」を指定することで、指定した範囲でセンター、または均等配置されます。

    「センター」/「均等」


    ■文字列を、上下方向に均等に揃える。

    【範囲指定の場合】
    @「文字」メニューから「上下均等」コマンドを選択します。

    A「範囲指定」を選択します。

    「範囲指定」


    B揃えたい文字列を選択し、確定します。

    C「範囲1」、「範囲2」を指定することで、文字列の間隔が上下均一になります。

    「範囲指定」


    • 揃える位置を変更しない場合、指定した各文字列の垂直基準点を元に上下間隔を決定します。
    • 揃える位置を変更した場合、各文字列の垂直基準点が指定した位置にある物として上下間隔を決定します。

      揃える位置を変更

    【間隔指定の場合】
    @「間隔指定」を選択し、間隔を入力します。

    「間隔指定」


    A揃えたい文字列を選択し、確定します。

    B基準位置を指定します。

    C文字列が設定間隔で並びます。

    「間隔指定」




    ■ 縦書き文字を描きたい


    • [文字]−[定型]コマンドで行います。

    @[寸法]−[定型]コマンドを選択し、「描画文字列」の欄に文字を入力し、「OK」をクリックします。

    Aダイアログから[縦書2]をクリックすると、縦書きに描画されます。

    dim_07_001


    ■ [文字]-[記号](「記号付き文字」)で、文字属性(文字高さ・幅等)を変更したが、変更内容が反映されない。


    • [記号]タブと[属性]タブは連動しておりませんので、 [属性]タブで記号を選択する必要があります。

      [文字]-[記号]-[属性]



    ■突然、文字が、□(四角)の表示になった。


    • 下記のように、突然文字が、全て□の表示になった。
      BOX表示

    • 恐らく操作中に、キーボードの「B」のキーを押したと考えられます。
      再度、キーボードの「B」のキーを押すと、文字が表示されます。


      ※「B」「b」キーには、文字表示モードの機能が標準で割り付けられており、このキーを押すことで「通常文字」「ベクトル文字」「BOX表示」の表示切り替えを行うことができます。


      「通常文字」表示



    ■FXUにて、中国語を入力する方法(Ver6以降)


    • Windows上で中国語が使用できるように設定します。

      @言語バーの「JP」を右クリックし、「設定」を選択します。

      言語バー設定


      A「追加」より、以下を設定し、OKを押します。

      言語バー追加


      B「OK」を押して、設定完了です。

      インストールされているサービス


    • FXUでの設定

      @【文字】-【マルチテキスト】-【文字スタイル管理】を選択します。

      A「追加」ボタンより以下のように設定し、「OK」を押します。

      文字スタイル(追加)


      ※この設定は、図面毎の設定になりますので、図面テンプレートに登録しておくことをお勧めします。

    • 中国語入力方法

      @【文字】-【マルチテキスト】-【挿入】を選択します。

      A言語バーの「JP」を左クリックして「中国語」を選択します。
      言語バー選択


      B以下のような表示になれば、中国語の入力がOKです。
      言語バー表示


      Cスタイルを「中国語」に変更し、中国語を入力し、OKします。
      マルチテキストの入力







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