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CADSUPER FXU

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CADSUPER FXU Ver8.0 新機能紹介

Ver8.0の【新機能】についてご紹介いたします。


更新日:2013年01月29日

【1】新機能

  1.1 パラメトリック対応

  1.2 要素限定表示機能

  1.3 距離、角度吸着機能

  1.4 タッチパネル対応

  1.5 PDF保存機能

  1.6 未使用属性の最適化

  1.7 線端簡易変更機能






1.1 パラメトリック対応

パラメトリック機能とは、作図された線分の長さや角度、円・円弧の半径をパラメトリックに変更できるように定義する機能です。

「ツール」メニューに、パラメ定義コマンドとパラメ更新コマンドを用意されています。
これらを利用して、定義・設定の変更行えます。

定義には、数値だけでなく、変数を使用した数式が設定できます。

パラメ定義した形状を複写すると、定義も同時に複写されます。
また、パラメ定義した形状を部品として保存すると、その部品をシンボル挿入する際に、定義変更することができます。

パラメトリック機能

定義には以下のタイプがあります。

■長さ定義
 「編集」メニューの変形コマンドのように、基準線の長さを変更させる定義です。
長さ定義

■角度定義
 2線分間の角度を変更させる定義です。
角度定義

■円・円弧の半径定義
 円・円弧の半径を変更させる定義です。
円・円弧の半径定義

■角丸め(コーナーR)定義
 角丸めの円弧半径を変更させる定義です。
角丸め(コーナーR)定義



1.2 要素限定表示機能

要素限定表示機能は、表示対象として認識した要素のみを表示して、作図、編集が行えるようにした機能です。
この機能は、割付可能な以下の5つの機能から構成されています。
(割付:ツールバー、キー等。カテゴリ「限定表示」から選択)

■表示要素指定

表示対象要素を選択し、選択した要素以外を非表示もしくはグレイアウト色で表示します。


■限定表示終了

限定表示機能を終了します。



■指定要素表示

表示対象として指定した要素のみを表示します。



■非指定要素表示

表示対象として指定しなかった要素のみを表示します。



■限定表示中断

一時的に限定表示をOFFにします。







1.3 距離、角度吸着機能

単位長さの整数倍の長さ、単位角度の整数倍の角度に対して吸着する機能です。
単位長さは、図面の拡大率に応じた単位長さで作図/編集をサポートします。
ツールバー等に割り付けることで、吸着機能を随時ON/OFFすることが可能となります。




対象となるのは、下記のコマンドで、これらの吸着する方法を指定できます。
 ・作図:「線-線分/垂線/水平線/垂直線/角度線」
 ・編集:「伸縮」「複写/移動-平行/平回転」「複写-行列」「統合移動複写」「変形」

これらの設定は、「ユーザプロパティ設定-マウス」で行います。



1.4 タッチパネル対応

Windows7以降、タッチパネル搭載の機器が見られるようになりました。
これに伴い、Ver8.0以降で、タッチ動作の利用が可能となります。


・パンニング

:スライド(指2本)

・ズーミング

:ピンチ

・原図

:ダブルタップ

・再表示

:プレスアンドタップ

・最大化

:上方向フリック

・元サイズに戻す

:下方向フリック

・図面切替

:左方向フリック ⇒ 次の図面をアクティブ図面に

:右方向フリック ⇒ 最後方図面をアクティブ図面に



※Windows8は、「フリック」動作に未対応です。




1.5 PDF保存機能

Ver8.0より、図面の保存形式として、「PDF保存」が選択できるようになりました。
内政のPDF出力機能を用意しましたので、サードパーティ製のPDF出力ドライバを用意しなくても、「出力ユーティリティ」からも利用できます。



1.6 未使用属性の最適化

FX図面を読み込む時に、「全レイヤ」の設定を行っていると、未使用レイヤが多数存在する場合があります。
その他の属性「線種」[線幅」「色」でも同様の現象が発生します。
このような利用されない属性を削除し、図面情報を軽量化する機能です。

最適化処理の対象となる属性は、下記の通りです。
 ・線種、・線幅、・色、・書体、・レイヤ(レイヤセット)

コマンドを起動すると、下記のダイアログが表示されます。


このダイアログで、未使用属性を削除する属性を指定します。
「実行」することで、属性の最適化が行われます。

※ 尚、当機能は、標準メニューには並んでいません。
 「コマンド定義」機能を利用して、ツールバー等に「未使用属性最適化コマンド」(コマンド種類:ツール)を配置してご利用ください。



1.7 線端簡易変更機能

認識要素の認識位置(マウスクリック位置)に近い線端の形状を、ツールバー「始端パレット」の形状に変更します。
変更前の線端が、ツールバーの「始点線端」の同形状の時は、形状「なし」に変更します。


処理対象要素は、「線分」「円弧」「楕円弧」「Nurbs曲線」「自由曲線」となります。
 ・線種、・線幅、・色、・書体、・レイヤ(レイヤセット)

※ 尚、当機能は、標準メニューには並んでいません。
 「コマンド定義」機能を利用して、ツールバー等に「線端簡易変更コマンド」(コマンド種類:ツール)を配置してご利用ください。



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